パイプをくわえたいほおずき。
パイプも三角コーンも手放したくないほおずき。
そんなほおずきの口元。
えぐれたときの跡のそばに引っ掻き傷が出来た。
そのおてんば娘、輪っかを首に掛けられるようになりました。
「すごいですねぇ」
「ぼくもがんばらないと」
おてんば娘は、おめめウルウル。
「まけてられない」
ライバル心を燃やしているのかマイペースなのか分からんわらび。
「あたしにはかてないのよ」
むかしむかしとある飼育員が、GAOの女の子は強い気がすると言っていたのは間違っていないと思う。