■救援物資の飲料水 韓国から緊急輸入(秋田県)
東日本大震災の被災地に送る飲料水が韓国から秋田に空輸されました。飲料ﾒｰｶｰでは高まる飲料水の需要に対応するため、当面、輸入も行いながら商品の確保を進める方針です。
飲料水を空輸したのは日本ｺｶ･ｺｰﾗで、日本航空の５００人乗りの旅客機をﾁｬｰﾀｰしました。午前中に韓国を飛び立っﾁｬｰﾀｰ機は、韓国ｺｶ･ｺｰﾗが製造した飲料水を積み、午後１時ごろ秋田空港に到着しました。荷降ろしされた飲料水には、がんばれﾆｯﾎﾟﾝというﾒｯｾｰｼﾞが掲げられています。空輸されたのは１･８ﾘｯﾄﾙ入りのﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙおよそ１万８０００本で、すべて岩手の被災地に救援物資として運ばれます。国内に７ｶ所ある日本ｺｶ･ｺｰﾗの飲料水の工場ではﾌﾙ生産が続いています。首都圏を中心に飲料水の需要が急激に高まり、緊急の措置として輸入したものです。日本ｺｶ･ｺｰﾗでは、主に首都圏での販売用に韓国からおよそ１００万本を船便などで輸入することを決めていて、さまざまな方策を講じて商品の確保を進める考えです。
(4/5 18:57 秋田放送)
