onの日記。

(ほとんど男鹿水族館GAOのゴマフアザラシとANAでの旅行の話題)

小坂鉄道レールパーク

この日の入場券。



道中の道の駅かみこあににて。
原崎彩子さんの絵。
タッチが好きです。



家を出て三時間、150キロのロングランでした。

腕木式信号機の奥には復元された小坂駅舎。


中に入らずとも留置されている車両が見えました。

ホキ909と連結されたキハ2101か2106。
ボロボロです。

11号蒸気機関車とハ1貴賓客車。
どちらも秋田県指定有形文化財です。


この二両は狭軌より更に狭い軌間でした。

貴賓客車の台車と銘板。

このマークは日本車両ですかね?

オープンまで時間があったのですぐそばにある康楽館へ。

ニセアカシアも満開。

ヘッドライトも点けて準備完了。

完了したものの、なかなか発車せずに我々と同じく待ちぼうけ状態の係員。

小坂鉄道レールパークオープニング
推進運転。

  • 小坂駅舎

昭和57年3月15日改正の列車到着時刻表。

社線内運賃表は無いのに国鉄への連絡旅客運賃表。

列車発車時刻表。

0:20発岱野ゆきは小坂鉱業所鉱山部休日の場合は運転しない
というのが、いかにも鉱山鉄道らしい。
特急よりも急行の方が多いのが時代を感じさせる。

DD132と133の重連


機関車の台車。

トラ4002とトキ15008。
トラ4002は昭和15年の製造。
どちらも木製無蓋貨車です。

機関車の自動連結器。
ATの文字があるので秋田総合車両センターで整備されたんですね。

機関車のエンジン、DMF31SB。
神鋼造機製。


大隈重信による小坂鉄道への鉄道事業許可証。

まさかのレピーター。

貨車車票。
発駅小坂鉄道、着駅船川港とどちらも現存しませんね。

各種ハンコ。
から通印、運賃変更、後払、身、介、学など、JRと変わりません。

・左列
国鉄
名古屋鉄道
北陸鉄道
富山地方鉄道
近江鉄道
東濃鉄道
近畿日本
伊豆箱根
豊橋鉄道
?原鉄道
夕張鉄道
羽後交通
三井(芦別
・中央列
西武鉄道
岳南鉄道
同和(片上)
岡山臨港
下津井鉄道
富士急行
東武鉄道
山形交通
岩手開発
秩父鉄道
福島交通
秋田中央交通
佐渡トラック
・右列
茨城交通
銚子電鉄
弘南鉄道
京浜急行
小田急電鉄
相模鉄道
京王帝都
東京急行電鉄
越後交通
釧路臨港
三菱鉱業
南海電鉄
松尾鉱業
実に幅広いネットワーク。


体験運転用のDD131。

DD13‐556とDD131。

DD131のブレーキ弁にもATの文字が。

駅名標とDD131。

キ115。
自走は出来ませんが、屋根上に機関車から送られるエアを溜めるタンクを備えます。

体験運転に向けて手旗で誘導中。

最初の体験者はまさかの女性。



この煙の吐き方たまりません。

二人目も女性。

ディーゼル機関車急加速
手を振ってみたりして。

終わった後は取材が待っています。


タブレットを受けるスパイラル。

最後に小坂鉱山事務所。

小坂鉱山病院跡地に移築したそうです。

この向かいに陸上競技場があるのですが、八橋に出来るまでは秋田県内唯一公認の陸上競技場だったそうです。
鉱山の力恐るべし。