昨日旅立ったマリーさんにお花をお持ちしました。
一晩掛けて漁った写真で大御所の生き様を振り返りましょうか。
あぁ、凛々しい横顔。
なんていってもマリーさんは身体が一頭だけ灰色ですから、アザラシ個体識別の初心者にはもってこいだった。
敬老の日で「長生きするよ」プレートを乗り気でないながらも一応付き合う大人な一面。
「あら、雪ね」
エコー検査。
「まだ終わらないの?」
孫(あずき)と戯れる。
まぁ、そんな単純なモノではなかったのはこの映像を見れば分かる。
あずきときなこののえさのじかんにちゃっかり乱入。
そして、おねだり上手。
凄いまるまるとした身体。
去年の春はゴクウに追い掛け回されて大出血事件。
お気に入りだった水中睡眠スペース。
その場所を今日は娘のみずきが独占。
あんまり悲しんでいると怒られそう。
「死」というものは悲しいことではあるけれど、痛みや苦しみから解放されることでもあるし、必要以上に恐れる必要はないのかなとマリーさんを見ていて思った。
向こうでは目が良く見えるようになっているといいなぁ。